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集団だからこそ陥る罠とは?

今回は、意外と陥りやすい集団思考について書いていきます。

 

話し合いの場では、たまにこんな場面が出てきます。

・「私一人くらい、居なくてもいいだろう」と手抜きをする人がいる

・最終的な決定案が万人受けするアイデアに行くつく

・もしくは極端なアイデアに行きつく

 

これらの状況を解消する方法についてお話していきます。

 

 

 

 集団だとどんな問題があるのか

 集団愚行

個人で物事を考えるのとは違い、集団では様々な思考の癖があります

多数派の意見が正しく感じ、「あいつ嫌いだから」という理由で意見同士が対立するなどが挙げられます。

 

この記事では、会議にありがちな集団で陥りやすいものを以下に二つ取り上げます。

 



社会的手抜き

「私一人くらい会議に真剣に参加しなくてもいいだろう」という現象

メンバーが5人以上になると発生しやすいです。

 

これは、会議に参加して仕事を行う人数が多いので、自分はやらなくても大丈夫という気持ちから発生します。

 

 

 

集団極性化現象

チームで物事を決めるときに、個人で決めるときよりも極端なものor万人受けするものに決まる現象です。なぜか堅苦しい名前ですが、極端にしか話が進まなくなるということです。

 

これは個人が持っていた意見や行動が、集団で話している間に強まることなどが原因です。

 

「目標金額は10万円にしよう!」→「もっといけるよ!20万円でしょ!」→「いや、もっといけるよ!」とどんどん加速していくタイプ。

 

一方、「私はこれが良いと思います」→「あ、似てる。私もこんな感じです」→「私も~」と縮こまり、殻を破れなくなるタイプもあります。

 

 

 

 

 どのように対応したらよいか

 

一つずつ対応について考えていきたいと思います。

 

 

 

社会的手抜き

 

「私一人くらい会議に真剣に参加しなくてもいいだろう」と言う気持ちが働いているので「会議に参加しないといけない」という気持ちに持っていけばよいです。

 

具体的には以下の三点が挙げられます。

ア)一人一人の役割を決める

イ)アイデア出しを「書く→発表して共有する」という手順にする

ウ)人数を分割する

 

 

 

ア)一人ひとりの役割を決める

 

「書記は~やってください!」「タカさんは~の観点からアイデアを出してください」など参加者に「自分がやらないと」と思える仕事を振ります。

 

これによってさぼったら、他の人に迷惑をかけるという思いがでるので、自分事として会議を捉えるようになります。

 

 

 

イ)アイデア出しを「書く→発表して共有する」という手順にする

 

5分アイデアを考える時間をお渡しします。その間はひたすら紙に書いてください」

  ↓

5分経ったので、これからタカさんから書いた内容を発表していってください」

というように話し合いを進めます。

 

長年に渡る教育のせいで、紙を渡されて書けと言われると書く習性を人は持っています。ぱっと意見を意見を口頭で言えない人も考える時間があるのでアイデアを生み出しやすくなります。

 

 

 

ウ)人数を分割する

 

人数は、5人程度にグループを分けるといいです

 

そして、それぞれのグループでアイデア出しや、やるべき仕事を分割して後で共有すると効率よく会議が進みます。

 

ただ、グループを分割するとどちらの状況も目が届くようにしていないといけないので情報共有はこまめにしてください。

 

 

 

集団極性化現象

 

チームで物事を決めると、個人で決めるときよりも極端なものor万人受けするものになりやすい現象です。

 

これの対策は以下の3つです。

ア)予めチームの悪い癖と対策を考えてもらう

イ)参加者の初めの意見を覚えて、指摘する

ウ)第三者の立場で質問をなげかける

 

 

 

ア)予めチームの悪い癖と対策を考えてもらう

 

会議の最初の段階で、「自分たちが会議をするときの悪い癖は何か?」と意見出しをしてもらます。

 

それを踏まえて「今日はどんなルールで話しあったらいいか」を考えてもらい、会議全体でのルールにしてもらいます。

 

「プロセスをデザインする」の6つ目のルールですね。

 

このような手順を踏むことで参加者、それぞれが自分事として気をつけるようになります。

 

 

 

イ)参加者の初めの意見を覚えて、指摘する

 

全体的に集団で極端な方向性に行くときには、参加者それぞれの元々持っていた考えとは違うところに流されています。

 

「最初、タカさんは『恋愛が上手な男はモテる』と言っていたのに、なぜ『稼げる男がモテる』に意見が変わったのですか?」のように指摘して上げると、極端な方向性がおかしいと気づくことがあります。

 

 

 

ウ)第三者の立場で質問をなげかける

 

「そんなに大きな目標を掲げていいんですか?

「視点が狭まっているけど、他の××の部分のアイデアは考えなくていいですか?」

 

と、客観的な意見を全体にぶつけます

これはファシリ自身が客観性を保たないといけないので難しいです。ファシリはいつでも客観的で、議論に飲まれてはいけません。

 

また否定を恐れず、勇気を持ってやる必要があります。

 

 

 

 まとめ

 

個人で物事を考えるのとは違い、集団では様々な癖があります

今回は二つの集団思考を挙げました。

 

社会的手抜き

 

「私一人くらい会議に真剣に参加しなくてもいいだろう」と言う気持ちが働く現象です。

 

具体的には以下の三点が挙げられます。

ア)一人一人の役割を決める

イ)アイデア出しを「書く→発表して共有する」という手順にする

ウ)人数を分割する

 

 

 

集団極性化現象

 

チームで物事を決めると、個人で決めるときよりも極端なものor万人受けするものになりやすい現象です。

 

これの対策は

ア)予めチームの悪い癖と対策を考えてもらう

イ)参加者の初めの意見を覚えて、指摘する

ウ)第三者の立場で質問をなげかける

 

 

 今回参考にした本

 

集団ではどんな考え方に陥りやすいか書いています。基本的には合意形成のための本です。

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