すれ違う話し合いを嚙合わせる方法

今回は論理を扱って、話し合いで起きる誤解を阻止し、意見をかみ合わせようという話です。難しい話だけど、わかりやすくまとめていきます!

 

あなたはこんなことで困ってませんか?

・根拠があいまいなアイデアが沢山出てくる

・しっかりと考えられていない結論にたどり着く

・そもそも話し合いがかみ合わない

 

これらは論理的に考えることで解消されるんです。

 

 

 

 論理とは?

 

論理 

論理=議論、思考、推理などを進めていく道筋。

もう少しかみ砕くと、「どこを起点に」「どこを通って」「どこに到達するか」ということです。

 

論理は三つの要素から成り立ちます。

事実=話の前提となるもの。経験や実際にあったこと。

根拠=意見に至る理由

意見=主張したいもの、結論

 

具体的には以下のようになります。

①事実:あのギョーザ屋さんに長蛇の列が並んでいる

②根拠:人は価値のあるものなら待ってでもサービスを買いたい

③意見:あのギョーザ屋さんは客に人気なお店なんだ

 

この三つが揃わないと次のような状況に陥ります。

 

 

 

 論理がない話し合いはどうなるか?

 

論理をしっかりと持っていない話し合いは、以下のように議論が噛み合わずに「理解できない!」という状況を生みだします。

 

リカ「昨日、他の女子大生と浮気したでしょ!私といて楽しくなさそうだから浮気よ!」(後半は、意見が混同している事実)

タカ「浮気なんかしてないよ…」

リカ「騙されないよ!あなたが私をハグしてくれない日はきっとそうよ!」(根拠が抜けている)

タカ「あんまりだ…でも、昨日はずっと一緒にいたから浮気できないだろう」

リカ「他にも、私に隠れてラインをしていた!あなたが隠れて何かやっているのはやましいことがあるからで、絶対浮気だ!ああああああああ!」(根拠が曖昧)

タカ「隠れてラインするだけでなんで浮気になるんだよ…」

 

 

 

 議論を嚙合わせるにはどう考えるべきか?


会議ではここまで大げさなことはありませんが、議論が噛み合わないのはよく起こる話です。こういう状況に陥った場合、基本的には不足している論理の「事実」「根拠」「意見」を引きだせば良いです。

 

次の例からは、仲裁役のファシリテーター(=F)を介入させて考えてみましょう。



 

 事実を引き出す

 

具体的には、次のような事実です。


・曖昧なものではなく具体的な事実

・個人の観測、伝聞ではない事実

・誰でも繰り返し確認できる事実

 

例)

リカ「本当に浮気をしていないの?」

タカ「ああ…」

F「リカ、そんなに疑っているなら、証拠とかはないの?」(具体的な事実を引き出す)

リカ「ある!絶対スマホにあるに決まってる!」

タカ「あ、奪うなよ!」

リカ「この『次の日曜日も爬虫類カフェでデートできますか?♥』ってライン、何?浮気でしょ!」(誰でも繰り返し確認できる具体的な事実

 

 

 

 根拠を引き出す

 

根拠を引き出すには以下のやり方があります。

ア)根拠の乱れを正す、抜けを補う

イ)客観的な根拠を求める(過去のサンプルからの推測、因果関係、基準を使う)

それぞれ具体的に説明していきます! 


ア)根拠の乱れを正す、抜けを補う

根拠が曖昧な場合は、質問をして意見と噛みあう根拠を聞き出します。


例)

リカ「騙されないよ!あなたが私をハグしてくれない日はきっと浮気よ!」(根拠が抜けている)

タカ「なんでだよ!」

F「リカ、どうしてハグしない日は浮気なの?」(根拠を補う質問)

リカ「他の女の匂いがついているのを気付かせないためだよ!そうじゃないなら近づいてみてよ!」

タカ「…。」

 

 

 

イ)客観的な根拠を求める

・因果関係:因果のもつれに気をつける

・例証:根拠の元となる事例の量と偏りに注意する

・基準:客観的な基準を使う(心理学的には~だ!など)


例)

男「いや、え、ちょっと待って…(Fに助けを求める)」

F「…。さっきの話だけど、隠れてラインしてるだけでタカがやましいことをしていると、どうして思ったの?(曖昧な根拠の詳細を質問する)

「あなたは、私の大切にしていたコップを割ったときも証拠を隠したし、前回の浮気でつけられたキスマークも私のコンシーラーで隠していたし、他の女の前では付き合っていることを隠したいから指輪を外してた!あなたはやましいものを徹底的に隠すから、浮気とかしたと疑ってるんだよ」(一定の事例を提示して根拠を強める)

男「…。」

 

 

 

 意見を引き出す


事実や根拠を沢山並べるだけ、並べて、肝心な意見を言わない人がいます。

そういう人には「だから?(so what?)」と質問して何が言いたいのか聞き出します。

 

例)

女「ほぼ浮気で確定だよね。二回目の浮気だよね。私も沢山堪えてきたよね?」

男「だったとしたらなんだよ。何が言いたいんだよ」(だから?と促す

女「浮気のラインをスクショして、私のTwitterに拡散してもいいよね?」

F「こわっ」

 

 

 

 まとめ

 

論理=議論、思考、推理などを進めていく道筋。

もう少しかみ砕くと、「どこを起点に」「どこを通って」「どこに到達するか」ということです。

 

論理は三つの要素から成り立ちます。

事実=話の前提となるもの。経験や実際にあったこと。

根拠=意見に至る理由

意見=主張したいもの、結論

 

議論を嚙合わせるには事実、根拠、意見を引き出しましょう!

 

 

 

 今回参考にした本はこちら

 

経営向きで固めな印象。でもファシリテーターに必要な要素がこれでもか!というくらい載っています。


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